染めたり 織ったり ミシンを踏んだり
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次回の草木染め講座



銀座おとな塾での次回の講座は
紫根染めです



紫根は単独で美しい紫色を染められる
貴重な染料です



ほかの一般的な草木染めの染料とは
すこしちがった方法で染めます



最後の仕上げにによって
やや青みの強い紫と
やや赤みの強い紫を染め分けられます




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当日は
こちらでストールを中心に
靴下、エコバックなど
たくさんご用意していきますので
お好きなものをお選びいただきます


ご自身でご用意して来ていただくこともできます
(その際の材料費は染料・助材分のみとなります)



今月31日までお申し込み受付しております
詳しくはこちら


みなさまのご参加お待ちしております



R0019224.JPG



 
藍染め


ひさしぶりに
羽生まで藍染めに行ってきました



IMG_1830.JPG



ストール用の布がメインでしたが
糸も何種類か染めてきました


写真は奥から
・アルパカウール
・リネン
・絹紡糸





今回は紺屋さんの方に
染めのこと
そのほかにもいろいろなことを教えていただき
興味深いお話をたくさん伺うことができて
とても勉強になりました




そのなかで特に印象に残ったお話



商売で大切なことは
自己満足ではなく
お客さまによろこんでもらえるような
要求に応えられるような仕事をするのが
とても大切であるということ


これとおなじで
藍によろこんでもらえるように
耳を傾けながら藍を建てる


そうすることでよい藍が建つ


その藍で染めさせてもらうと
いい色になって
それをお客さまがよころこんでくれる


そして自分もしあわせになる


そんな良いスパイラルが生まれるというお話





また
糸の扱いについても
絡まないように切れないように
扱うのはなぜか

次の仕事がしやすいように
整えることがとても大切であるということ



たとえば
経糸は一度かけると
最後までその糸で織り続けなければならない

糸を準備する段階で絡んだり切れたりしては
次の仕事がままならない

緯糸を変えてちがう表情にすることはできるけれど
ベースとなる経糸は変えられない


だから
最後まで仕事がしやすいように
きれいな布に仕上がるように
きちんと糸を整えてあげなければならない


それを整経と呼ぶのです



それは人生も一緒


経糸はその人の基盤となるところ
そこがきちんとできていなければ
いくら緯糸を変えてもだめだということ


経糸は人の一生を表しているんだよと


そこに
日々の営みという緯糸を織り込んでいって
人生を織りなしていくのだと




ほかにも本当にたくさんのお話を聞かせていただきました


なんとなく
頭では知ったつもりになっていたような気がすることも
知ったつもりにならないで
自分なりに積み重ねていこう
いまはちゃんとわかっていないかもしれないけど
よく勉強して経験していこうとおもいました



うーん
でも
なんだかまだ深く理解しきれていなくて
私には言葉にできないお話もたくさんありました


この記事も
この出会いを忘れたくなくて書いたけど
うまく言えないところがたくさん



これからすこしずづ
あの時の言葉はこういうことだったのか!と
気づいていけるように
できるだけこころにとどめておきたいとおもいます




なんだかきょうは
染めだけでなく
いろんなことを教えてもらえて
とても有り難い一日になりました





どうもありがとうございました







 
2014






あけましておめでとうございます



2014年
みなさまにとって
充実した日々になりますように





RIRI TEXTILE 今年はじめの展示会は
3/29-4/6 京都・大山崎 Relishさんにて
「そよ吹く風と布」を予定しています


まだすこし先ですが
春の大山崎に吹く風の匂いや色を想いながら
準備していきたいと思います




ほかにもいつもお世話になっているお店での
委託販売やワークショップなど
みなさまにお会いできる機会をできるだけつくれるよう
制作をがんばっていきたいと思います



本年もどうぞよろしくおねがいいたします