数か月前には予想もしなかった日々が続いていますね。
みなさんお元気ですか?
少し前の投稿が
なんだかものすごく昔のことのような気がしています。
悩んでいたことも些細に感じてしまうほど。
それくらい世界は変わってしまったように思います。
日毎に状況が変わり
当たり前が変わり
取るべき行動も変わる
不確かなことが多くて
どうしたものかとたまに思ったりするけれど、
一方で
この手を使ってなにかをつくりだすことって
なんて確かな行為なんだろうとも思ったりしています。
ひとつひとつ
小さな行為だけど
確実に自分の力で起こしていることなんだなとあらためて。
それ以上でもそれ以下でもないのですが
書き残しておこうと思いました。
お庭にもともと植わってたバラが開花ラッシュ。
派手なピンクではじめはすこしぎょっとしたけれど
つぼみがすこしずつふっくらしてきて
ゆっくり、深く、伸びをするかのように
閉じていた花弁が開いていく様子を見ていると
かわいくてたまらなくなりました。
花が満開になるとすこしずつ色が淡くなってくる。ふしぎ。
友達からもらったスペイン土産のワイン瓶に差したら
頭花君みたいになりました。笑
こんな感じで元気に過ごしています。
もう少ししたらまた
今後の予定をお知らせできるようになりそうです。
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最新のお知らせです。
2020,5,2(sat)-10(sun) 「夏支度」 てしごと舎kuraso・つくば市
※延期となりました。
詳細が決まりましたら、あらためてお知らせさせていただきます。
2020,6,6(sat)-7(sun) にわのわアート&クラフトフェア・チバ
※日程が一年延期されました。
2021,6,5(sat) 6(sun)開催予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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ヒナタノオトさんでの個展のお知らせです。
いまも、いつも、いつかも
3/7(土)-15(日)
会期中 金曜休み 最終日16:00まで
在店日 7(土) 8(日) 15(日)
詳細はこちら
この展示会に
あたたかい言葉を添えていただきました。
ヒナタノオトさんの個展に挑戦させていただくことは
自分にとってはまだ少し先の目標であり
今の段階では力不足のように感じてしまい自信がありませんでした。
(はじめは思わず無理です!とオーナーの稲垣さんに言ってしまったほど 笑)
今年がはじまったとき、
あたらしいサイクルのはじめの一歩になるような年できたらいいなと思ったのですが
ちょうどそんなことを思っていたころ、稲垣さんとあらためてお話しさせていただき
このタイミングで機会が巡ってきたことをしあわせに思うようになりました。
目に見える変化が、ほかの人の目にどう映るかわかりませんが、
今回は種が芽吹くよりさらにひとつまえ
土を耕し新しい空気を鋤きこむようなきもちで
自分のなか、奥深くを
きちんと見つめて、問いかけ、向き合い、
おそれず、誠実に、きもちよくつくりたいと思っています。
そうしてできあがったものが
だれかにとって
いつもそばにおいてつかいたくなるような
ながく愛おしんでもらえるようなものになったらうれしいです。
心配な状況のさなかですので
体調が不安な方はくれぐれもご無理なさらないでいただきたいですが、
もしお近くにお出かけするようなことがあれば
ぜひ足をお運びいただけましたら。
どうぞよろしくお願いいたします。
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素材の余白に向け、
素材の、より素のほうからつくるということがしたいとおもって、
糸紡ぎに挑戦しました。
原毛をハンドカーダーで梳かし、
それをくるりとまるめ ローラッグというものにしてから
紡毛機で紡ぐ。
ペダルを踏むリズム。
機織りとは別のリズムが身体の中に流れるのを感じます。
細い細い繊維が、撚り合わさって一本の糸になっていく。
その様子がまさにいまの自分に重なりました。
なぜ続けるのか。
ここのところ立ちすくむことが多かったのですが、
そんなとき なにげなく目にした言葉に励まされたり
あたたかい応援にはっとはせられたり
先を行くひとの姿に教えられたり
か細いきっかけを手繰り寄せ紡ぐようにして
なんとかいまにたどりついている気がしているのです。
自分の手の先で起こっている現象が
自分の中でも起こっている。
そうして紡がれた糸を機にかけて織る。
洗いをかけて仕上げると
ちょっと不格好だけどふくらみをもった布になる。
わたしのたどり着く先はまだわからないけど、
ふかふかとした布に触れてうれしいと思った。
この気持ちもまた細い繊維の一本として紡がれていく。
素材の余白は本日から。
どうぞお出かけくださいませ。
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お知らせがすっかり遅くなりましたが
素材の余白展明日13日よりはじまります!
たくさんの方の作品が集まって
どんな空間になるのか楽しみです
会期中はおいしいものが届く日も!
アルパカやカシミヤ、リネンの定番ストールに加え
今回は手紡ぎ糸のマフラーも
ほんの少しだけ出品します。
以前からやりたかったけどなかなか時間が作れず着手できずにいたこと。
ボツも多かったので数は3点だけと少ないですが
ぜひお手に取ってご覧いただけましたらうれしいです。
在廊予定は14(金)16(日)です。
どうぞよろしくお願いいたします!
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木火土金水
工房からの風
昨年の木に続き、今年のテーマは火。
今年の準備がはじまってから
火というキーワードとともに
事務局や風人のみなさんが準備を進められてきました。
こころの種火
継いでいく火
はじめにテーマを聞いたときには
自分にとって正直ピンとこないような
その言葉にどこか近づくことができずにいました。
けれど、この10か月ほど
いつも傍らにその言葉があって
工房からの風本番が近づいてきた秋の入り口
ようやく自分のなかでしっくりくるというか
なんとなく火というテーマが
自分のこととつながってストンときたような気がしてきたのです。
ものをつくり続けていくなかでは
いつもいつもぼうぼうと燃えるようなときばかりではなく
立ち止まってしまうようなとき
身動きが取れなくなってしまうようなときもあったりします。
そういうとき
このままこころの火を、情熱を、失ってしまうのではないかと
とまどって、動揺して、怖くなってしまう自分がいました。
そんな折、展示会で
年の離れたつくり手の方々とご一緒させていただきました。
年齢や環境が変わっていく中で
いろいろあって元気がなかったけどやれることだけやったのよ、
糸だって新しく染めないで今まであるものを使って。
と、おっしゃっていた作品がどれもすばらしかったのです。
ご本人にとっては
いままでとは違うアプローチだったのかもしれないけれど
その布はものとしての魅力にあふれていました。
きっとそれまで積み上げてきた技術、
好奇心、あそびごころ、
いまできないことをいったん受け入れ、そこから歩みだす勇気。
いい意味で力の入りすぎていない、けれどたしかな手仕事がそこにありました。
こころの火のありようはひとつじゃない。
ぼうぼう燃え盛ってぐんぐん進むエネルギーに満ちているときもあれば
ちいさなちいさな火をともすような時もある
しずかに煙を燻らせるくらいしか力のないときもあるかもしれない
それでもいいんだとおもいました。
たいせつなのは火を消さないこと。
絶やさずに継いでいれば
またふいに空気が送り込まれるような瞬間があるかもしれない
誰かや何かに薪をくべてもらえるようなできこともあるかもしれない。
どんなにちいさくなっても消さずにさえいれば
おおきくなったりちいさくなったりしながら
こころの火を持ち続けることができるのかもしれない。
そういういとなみのなかで自分の手からつくったものが
今度は誰かをあたためるちいさな火になることがあったら
とてもうれしくてしあわせだとおもう
工房からの風2日目におこなわれたトークイベントの中で
ろうそくをつくられている鈴木有紀子さんの言葉が紹介されました。
たのしくて苦しくて、あっという間だった
ちっとも難しいことばをつかってないのに,
聴いた瞬間も、いまも、こころに深くずしんと響きます。
きっと、
こころの火をたゆまず燃やし続け
真摯に自分と向き合ってきたひとの
たしかな思いが宿った言葉だから。
それぞれの種火を携えてあの場に集まって
そしてまたいつもの工房へと帰っていく
刹那的なようでたしかなこと。
いろんな心配事を
たくさんのかたの力によって乗り越えて
あの場がととのえられ
ことしもつくり手と使い手の笑顔が
たくさん交わされたこと
そういう場が存在すること
一つくり手としてほんとうによろこばしくてしあわせなことだと思います。
ことしもありがとうございました。
またあのお庭で会える日をたのしみに。
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2019年上半期の予定が決まりましたので
お知らせいたします。
今年もいろいろな場所で作品を発表させていただく機会に恵まれ
ほんとうに有難くしあわせなことだなと思っています。
それぞれの場所で、たくさんの方にお会いできたらうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
3/13(wed)-19(tue) 「工房からの風から」 伊勢丹新宿店
4/22(mon)-28(sun) generaLSTORE (茨城県結城市)
5/11(sat),12(sun) フィールドオブクラフト倉敷(倉敷市芸文館前広場)
6/1(sat),2(sun) にわのわアート&クラフトフェア・チバ(佐倉城址公園)
6/20(thu)-23(sun) Banon/カンパニオ(埼玉県川越市)
花が開く前、寒いうちに剪定した梅の小枝を
galleryらふとさんから分けていただいたので
何種類か糸を染めてみました。
画像は紬糸、
みょうばん媒染で。
やっぱり絹は発色がいいです。
染液から糸を引き上げた瞬間、
はっとするような色が現れて
ドキドキしてうれしさがあふれてきました。
こんな風に思いがけず
植物の色にすくわれるような励まされるようなことがあります。
うつくしいものに触れて心が動くこと。
とてもしあわせなことだと思う。
鎮まっていた炭に
送り込まれる酸素のように
こころのなかをじわりと熱く燃やしてくれるみたいだ。
今回も大切なことを思い出させてくれた。
まだまだ未熟な仕事ぶりですが
すこしずつ経験を積んで
よりよい仕事ができるようになっていけたらいいなと思います。
この糸をどんなふうに使うかはまだ考え中。
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昨年秋にお世話になったgeneraL STOREさんにて
ふたたび展示会をさせていただきます。
今回は定番のリネンストールなどを中心とした春夏物を。
前回は敷地内の納屋にて展示させていただきましたが、
今回はgeneraL STORE店内での展示となる予定です。
あのすてきな場所でまた作品をご覧いただけること
とってもうれしいです!
あたたかい陽気のなか、
ファミーユさんのお食事とともに
楽しんでいただけたら幸いです。
ぜひ足をお運びくださいませ。
よろしくお願いいたします!
Tender Textured Textiles vol.2
RIRI TEXTILE
4/22(mon)-28(sun)
11:30-20:00
作家在廊 22,27,28日
generaL STORE 店内にて
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「工房からの風から」展
会期を無事に終えることができました。
前期に引き続き、後期に足をお運びくださった皆さま
関わってくださったすべての方々
こころからありがとうございました。
多くの人に作品をご覧いただく日々は
制作中とは異なる視点での発見も多く
今回も貴重な経験をさせていただきました。
数あるもののなかから作品をお選びいただくこと、
「たくさん使います!」「がんばってね」と
お客さまにかけていただく言葉は
そのたびに心に沁み込んで、また次への活力に。
本当にありがとうございました。
また、今回あらためて
同じ時代にものづくりに向き合う人たちが
こんなにもたくさんいるんだということを実感し、
その存在に励まされ支えられることがたくさんありました。
ご一緒してくださった作家の皆さま
このような場をつくり出しサポートしてくださったヒナタノオトスタッフの皆さま
どうもありがとうございました。
「工房からの風」本展は
10/19(sat) 20(sun)
市川市のニッケコルトンプラザにて。
もう少ししたら今年の出展作家さんが発表されると思います。
どうぞおたのしみに!
・・・・
わたしの春の予定もまだまだ続きます!
次は4/22(mon)-28(sun)
昨秋お世話になったファミーユさんへふたたび!
今回はすこし規模を縮小して、カフェ隣のgeneraLSTOREさんにて
春夏ものの展示会をさせていただきます。
おいしいものと一緒に楽しみにいらしてくださいませ!
DMご希望の方はメールにてお問い合わせください。
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来週からはじまる「工房からの風から」
在店日は下記のとおりです。
3/13(水)10:30-19:30
3/15(金)11:00-19:30
3/16(土)11:00-19:30
3/17(日)11:00-17:00
3/18(月)11:00-17:00
ヒナタノオトさんのブログでもご紹介いただいています。
ほかの作家さんと合わせてご覧いただけたらと思います。
今年もすばらしい作り手の皆さんとご一緒させていただき
見ごたえたっぷりな会になると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
「工房からの風から」
前期 3/13(水)-19(火)
後期 3/20(水)-26(火)
伊勢丹新宿店 本館5階
センターパーク/ザ・ステージ♯5
10:30-20:00
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広島市にある糸と樹さんへ
手織りのマフラーをお送りさせていただきました。
定番のもののなかから
糸と樹さんのお店のコンセプトやイメージに合いそうなものを
自分なりに選ばせていただきました。
小ぶりなサイズのマフラーですので
春先までお使いいただけるかなとも。
距離が遠い場所では直接伝えられないことも多いのですが
糸と樹さんは思いや作品のことについてなど
いろんなことを丁寧にすくいあげて大切にご紹介くださるお店です。
お取り扱い方法につきましても
細やかに把握してくださっていますので
安心してお買い物していただけると思います。
マフラーははじめてお取り扱いいただくアイテムですが
遠くにいるまだ見ぬ誰かのお気に入りになれたらうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
・・・
今週、続けて海と山に連れて行ってもらいました。
寒い一日でしたが
海はおだやかで
しずかに繰り返される波の音を
こころやさしい人と一緒に聴きました。
一筋の水平線で隔てられた空と海。
美しかったです。
デンマークに行ってから曇り空が好きになりました。
途中、北鎌倉にある宝庵さんという
古いお茶室へ連れて行ってもらったり(外から眺めただけですが)
お勧めのレストランやカフェへ連れて行っていただいたり。
たくさんのことを話し
思いやりをたくさんもらって
外の寒さが気持ちよく感じるくらい
ほかほかした気持ちの一日でした。
一方、山登りの日はそれはそれはあたたかくて
春のような陽気。
昨シーズン個展の時にもお世話になった
のんびり登山部の活動です。笑
蠟梅が咲き誇る山のてっぺんで
贅沢すぎるお茶会を開いてもらいました。
広がる景色、道具、所作、お菓子
どれもが美しく、
一緒に味わうひとがいるよろこび。
さらにはいい手でマッサージまでしてもらい
下山して温泉に入って。
大充実の休日でした。
すばらしいお茶会をしてくれ岡野園の尚美ちゃんが
こんな言葉を教えてくれました。
「弄花香満衣」
花を弄んでいると、その花の香りがいつの間にか衣服に染みつくように
人もよき友、よき環境の中に身を置いていれば、
いつの間にかよくなるものだ
そんな意味合いが含まれる禅語だそうです。
いつも接していて
すてきだなあとか、いいなすきだなあと思っている友人たちと
芳しい蠟梅の香りのなかを歩いた、
そんな一日にぴったりな言葉でした。
プライベートも仕事も
まわりの人や環境にに恵まれていることをあらためて感じて、
それと同時に
自分自身も、親しいまわりのひとにとって
よい香りを漂わせる花のような
心根のよい人間になれたらいいなと思いました。
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新年あけましておめでとうございます。
昨年も、作品をたくさんの方の手に取っていただく機会に恵まれ
しあわせな一年でした。
こころから、どうもありがとうございました。
精一杯に駆け抜けたつもりでしたが、
その分まだまだ足りないこと、至らないことがたくさんあることも実感しました。
今年もひとつずつできることから積み重ねて成長できるように
よりよいものづくりを志して
つづけていけたらと思います。
2019年もたくさんの方と作品を通してよい時間を過ごすことができますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまにとってもすこやかでよろこばしいことにあふれた一年になりますよう。
2019年最初の展示会は
3/13-19 新宿伊勢丹にて工房からの風の企画展に参加させていただく予定です。
詳細はあらためてご案内させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
昨年買ったけれど読めていない本がたくさんあるので
年が明けてからゆるやかに読みはじめました。
はじめの一冊は「庭の本」。
工房からの風で買い求めたのですが、
心落ち着いたときにページを開きたいと思っていて
先日ようやく手に取りました。
尊敬するつくり手の方々の言葉と絵。
書(描)いたひと、編んだひとが持つ庭や植物に対する親しみや慈しみのおもいみたいなものが
たっぷり含まれていてふくよかなかんじがする本でした。
最後のページをめくると、なんとと藍の花。
うれしくてうれしくて。
新しい年のはじまりに
小さな花が寄り添って励ましてくれているような気がしました。
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今年の秋冬のお知らせです。
かなり怒涛のスケジュールとなっていますが(汗)
それぞれの展示会ごとに作品の数、内容など異なります。
★印の展示は数点だけの出品となる予定です。
また、個別にお知らせしていきますね。
この記事も随時情報更新予定です。
年末まで精一杯駆け抜けたいと思っています!
お近くの方はぜひお出かけいただけたら幸いです。
何卒よろしくお願いいたします!
・・・
10/13.14 工房からの風(千葉県市川市)
*ワークショップやコラボレーション作品(数量限定)の展示など
詳しくはこちらをご覧ください。
・・・
11/3-4 「風の余韻」展 galleryらふと(千葉県市川市)★
11/16-20 個展「Tender Textured Textile」 ファミーユ(茨城県結城市)
11/28-12/4 みんなの市「ホリデーギフト展」伊勢丹浦和店
11/29-12/2 「うらたすみよ織工房展」千疋屋ギャラリー(東京都京橋)★
12/15-24 「デンマークでの時間から」ヒナタノオト(東京都日本橋)★
12/20- 二人展 アンドアール(千葉県習志野市)
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