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奄美大島 泥染めの旅



京都での展示会で
はじめてお披露目した泥染めの作品



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ちょうど一年ほど前に
奄美大島に行って染めて来た素材でつくりました




泥染めという響き
なんだかわくわくしませんか?


その名の通り
泥の中に入って染めるんですよ!








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泥で染めるといっても
染料自体は
奄美大島に自生する
シャリンバイという植物です






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大きな大きな釜に
染料用に切ったシャリンバイの材を
どっさり入れて
長時間煮ます




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かまどの燃料は
煮出した後の染料を乾かしたものを
使用するそうです






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そうして煮出した染料に
糸や布を浸しすと
すこし赤みのある茶に染まります



身体の大きな職人さんの動きが
かっこよくてしびれます!




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これを
鉄分の多い泥の中に入れることで
化学反応が起き
黒っぽい色へと変化します


草木染めで言うところの
媒染の役割を
天然の泥でおこなうのです





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泥の在処は
こんな田んぼのようなところ





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澱のように見えるのが
鉄分とのこと





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ちょっとおもしろい感じですが
真剣です!笑


水温はそこまで高くなかったのですが
底の泥はほんのりあたたかく
山に囲まれた空の下で
身体を動かして染める色は
なんだかダイナミックで力強くて
自然の恵みをいただいている!という実感で
心も身体もよろこびに満たされるようでした




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シャリンバイで染め
泥に入れて…というのを
何度も繰り返すと
こんな黒い色になります


好みによって
赤みの茶を強く残したり
黒に近い焦げ茶に仕上げたり
何種類かの糸や布を染めてきました




大島紬に使われる黒などは
何十回と繰り返し染め重ねるそうです



材料もなにもかも
土地のものを無駄なく使う
とても自然な姿の仕事だなあと思いました



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そんな風に
実際に現地で染めてきた糸や布
今後もしばらく
展示会などに出していけたらと思っています



ご覧いただける機会がありましたら
ぜひお手に取って見てみてくださいね

 
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